ところがサラ様にも癒しのチカラがあると解った。
その時はもう王妃様が王宮入りしてしまった後。
せっかく決まったのだからこのままでいいとサラ様は思い黙っている事にした。
でもサラ様が偶然助けた他国の旅人から話しが伝わってしまい王家の知るところとなる
サラ様も王宮入りすることになった。
「前王様がお姉様を王宮に引き入れたのは保険のため、もしも私が王子を産むことが出来なかったら私たちの立場を入れ替えるつもりで……お姉様を側室にした。
王様は反対したけれど前王様は自分の思い通りにしてしまった。
王様は最初はお姉様をいずれ実家に帰すつもりで夜お姉様の部屋に行っても話をして過ごすだけ。
でも癒しの姫と王はひかれ合うもの。
王様はずっとその想いに抗っていた。でもとうとうあの日……」



