異次元の王子と癒しの姫君


そんなある日。

「クラウド様はバラが好きなんですね」


「えっ……」


「ここへ来るとよくクラウド様に逢うから。
毎日ここへ通っているんですか?」


「……違う。ディアナに逢いに来てる」


バラじゃなくて私に……。


「時々、家に帰りたくなるって言っただろ?
ここへきてお前と話をしたり聞いたりすれば少しは気がまぎれると思ったんだ」


私のためにここへ通っているなんて思わなかったから嬉しかった。


「ディアナ、思っていることやツラいことがあったら何でもいいから話せ。
お前の事なら何でも知りたい」


クラウドはいつだって優しくてカッコよくて……私の事を想い考えてくれる。


私の最愛の王子様。