異次元の王子と癒しの姫君



王妃様の後に続き東の宮殿に行くためにバラ園を通っていく。


私の後ろにリマさんがいてそのあとを王妃様と私についてくれている護衛の兵士達がきれいに2列に並び付いてきていた。


部屋の侵入事件があってから暫く宮殿の外に出ることができなったからバラ園に来たのは久しぶり。


バラは相変わらずきれいに咲き誇っていた。

ディアナだった頃、この王宮に来て初めてここで見たときと変わらない美しさ。


前世、ディアナだった頃の事を思い出すようになってからこの王宮であったことクラウドとの会話とかをちょっとずつ思い出すようになった。


クラウドの婚約者として王宮で過ごすのは初めは大変で何度も寂しくなってリマ達のいるあの家に帰りたくなった。


王宮を抜け出してみんなに会いに行こう、そう考えたこともあったけど傍にはいつも侍女がいて一歩部屋から出れば護衛が付く。
とても逃げられるような状況じゃない。