異次元の王子と癒しの姫君



「父上から婚儀の話しがあった」


「こんぎって?」


「オレとナナミの結婚式」



「そうなんだ結婚式のことね……」


こんぎって結婚式のことだったんだ……ん!ちょっと待って。


「……聞いていい?今、クラウドは誰と誰の結婚式って言ったの?」



「なんだ、ちゃんと聞いてなかったのか。オレとナナミの結婚式の話しだ」



「私とクラウドの結婚式……?結婚するのが私とクラウドって事……え―――っ!」


「何を驚いているんだ?」

「だって、私とクラウドが結婚するってことでしょ?驚くよ」


「婚約式は済ませているし、そろそろ婚儀をしてもいい時期だ。驚く事などないだろ」


「婚約式をした記憶はあるけど、でもっ……」