異次元の王子と癒しの姫君



「護衛の方たちに聞いてみたら何か解かるかもしれないですね。その女の子の事を覚えている人がいるかも」


「じゃあ、リマさんすぐに聞きに行こう」


「待って下さい。もうすぐ食事の時間ですよ。明日にしましょう」


もう、そんな時間なんだ……。


「明日ね」


「それでは、食事をお持ちしますね」


食べ終わりくつろいでいる時も頭の中ではずっとリマさんに話した女の子の事を考えていた。
顔は解からなかったけど雰囲気が私の知っている誰かに似ている気がした……。



「ナナミ様、湯浴みの時間です」


ナナミはリマともう一人に付き添われて入浴する場所に移動して中に入り服を脱ぐとお湯を躰と頭にかけられた。
この世界に来て最初湯あみだとここへ連れて来られた時は中に女の人がいて躰を洗われそうになり拒否した。でもリマさんにここの決まりだと言われて結局洗ってもらいどんなに恥ずかしかったか慣れるまで大変だった。
髪をもう一人の付き添い人に洗ってもらいながらディアナの時の湯あみの記憶を思いだす。