異次元の王子と癒しの姫君



「本当にナナミ様はディアナ様の生まれ変わりなんですね?」


「うん。思い出したの。私はディアナさんの生まれ変わりだって」


「良かった……ディアナは亡くなってしまったけどまたここに戻ってきてくれたうれしいです。
思いだしたって言いましたよね、教えて下さいどうして何も言わずに抜け出したのにはどんなに訳があったのか?」


「思いだしたって言っても全部じゃないから。所々抜けちゃうかも」

「思いだした部分だけでいいから話してほしいです」


「じゃあ覚えている所だけ話すね」


「あの日、リマさんが自分の部屋に戻った後ベッドに入ろうとしたら女の子がリマさんに頼まれたってハーブティーを持ってきてくれた。
寝る前に飲んだら良く眠れて疲れがとれるって言われて渡してもらって飲んだの。
でもそのあとの記憶が曖昧でベッドに入った記憶がないの」