「一人で行かないでください。私の大切な家族が突然いなくなるなんてそんなのはもう嫌なんです」
「リマさん」
前世の私がいなくなったとき、リマさんに心配をかけた。クラウドや王様に王妃様にも……それからセドラさんや他の人にも心配かけたんだと思う。
「私、セドラさん達の邪魔をしたくなくて気を使ったつもりだったけど考えなしだった。ごめんね」
「いいえ、私の方こそ取り乱したりして……ナナミ様、バラ園は明日にした方がいいかもしれません。もうすぐ日も暮れそうです外の空気もヒンヤリしてきて今からだと躰が冷えてしまかもしれないですし」
「そうだね。じゃあバラ園は今度にするね」
「ナナミ様」
「セドラさん?」
「つい大きな声を出してしまいすみませんでした。ですがどうか今後もお一人での行動は控えて下さい。クラウド様は二度もあなたを失うわけにはいかないのです」
「ごめんね。気を付けるから」
「解かってもらえたのならいいんです。失礼します」



