異次元の王子と癒しの姫君



「クラウド何を言うんだ。ナナミを信じたいから話しを聞いている。迷わず話しなさい」



「話しの続きを言えるか?」


「うん、大丈夫。
その人は……私を生かす代わりにクラウドとの婚約を解消するように言いました――――――」


覚えている所まで王様と王妃様に話した。


「では、あなたはその者に襲われたのかもしれないのですか?」


「解からないんです。その人の言いなりになるつもりはなかった。だから断って王宮に戻ろうとして……その後の記憶がどうしても戻らない……」


「大体の事は把握した。一旦ナナミを連れて戻りなさい」


「解かりました。ナナミ戻るぞ」


クラウドに続き部屋を出た。