異次元の王子と癒しの姫君



『ナナミ様、さっき話してくれた事ですが夢の事やナナミ様にディアナ様の記憶がある事やっぱり気になります。ナナミ様と妹が……関係があるのなら私は知りたいです』


夢……?
ナナミにディアナの記憶!
森の魔女ルシダの言った事はやっぱり本当の事だったのか。
ナナミはディアナの生まれ変わり……。


勢いが良すぎたのかドアを開け中に入るとナナミとリマは驚いた顔をした。
とにかくナナミと話しを……。


ナナミの中にディアナがいるのなら訊きたいことがある。
ディアナがいなくなった理由を。


「ディアナ話したいんだっ」


「クラウド?」



「ディアナ……ディアナなんだな?」


「クラウド逢いたかった」


逢いたかったとディアナはそう言った。
オレを嫌いになって出て行ったんじゃないんだな。
泣き出したディアナを強く抱きしめた。
それならどうして。


「ディアナなぜだ、どうしていなくなった」


「……解らない」