異次元の王子と癒しの姫君



呪文を使って眠らせた七海を抱きあげたグレーの瞳の男。

クラーク王国の第一王子クラウド.アスターは用意させた部屋のベッドに七海をそっと寝かせた。


「これで朝までは目覚めない」



クラウドは眠っている七海の頬をそっと撫でると付き人兼警護のセドラ.マクナルと部屋から出て行った。



「セドラ、今回の事どう思う?」



「ディアナ様が嘘をついているか記憶をなくしているか?
本当に似ている別人かもしれませんね」


「それはありえない。
別人だとしたら似すぎだ。
とにかく今は様子を見るしかないな」