異次元の王子と癒しの姫君


「さっき目を覚ました時ナナミとディアナが重なって見えた。錯覚だと思ったんだけどそのあとも話し方、しぐさ全てディアナに見えた。本当にいるのなら話したい。
ディアナ!!」



ディアナ……。
クラウドが呼んだのはディアナさん。
ズキンっと胸の奥に痛みが走る。


苦しいよ。
そんなふうに必死にディアナさんの名前を呼はないで……。
これ以上呼ぶ声なんて聞きたくない。



フッと目の前が暗くなり何も解らなくなった。