異次元の王子と癒しの姫君


リマさんは夢の話しをちゃんと聞いてくれた記憶のことも聞いてくれるはず。


「もし今、私にディアナさんの記憶があるって言ったら信じてくれる?」


「えっ?ナナミ様にディアナ様の記憶が本当にあるんですか?」


「本当だよ。ディアナさんと夢のなかで話したあと目覚めてから急に思い出すみたいにいろんな事が浮かんできて……リマさんと遊んだ記憶あるよ。家の近くにあった誰も住んでない建物のなかでよくかくれんぼしたよね?」

「私と遊んだ記憶があるんですね。他には?」


「あとは……おじさんおばさんの事とか……でも変な感じ頭のなかごっちゃになりそう。
少し横になってもいい?」

リマさんはもっと聞きたそうにしたけどなんだか記憶を話すたびに頭が重くなる……リマさんごめんね今は話せそうにない。
ナナミはしばらく横になりまどろんだ。


眠ってしまったナナミは躰にだるさを感じながら目を覚まし寝室から出る。躰がだるくてとリマさんに言うと直ぐにお茶の用意をしてくれた。

いれてくれたハーブティーはスーッとしてほのかにレモンのような香りがした。


「これ、スッキリとして飲みやすいね。気分よくなってる感じがする」

「ミントとレモンバームをブレンドしてみたんです。レモンバームは鼻の調子が悪かったり気がはれないときとかにも効くみたいですよ」


「へぇ~、これミントとレモンバームのブレンドティーなんだね。躰のだるさも取れたようなさっきより良くなったみたい」