異次元の王子と癒しの姫君



「クラウドごめんね。私はもう大丈夫だからクラウドは休んで。あなたが倒れたら王様も王妃様も心配するもの」


ベッドから降りようとして止められた。


「ディアナ……?」


「えっ……」


「……いや、何でもない。目を覚ましたばかりだろ?もう少しここで休んで構わない」


「もう大丈夫、リマさん部屋に戻るから手を貸して」


起き上がった時ちょっとフラっと来たからベッドから降りて立ち上がるまでリマさんの手を貸してもらおうと声をかけた。


「はい、ナナミ様手を……」


「リマ、その必要はない。オレが連れてく」


「クラウドダメだよ。さっき倒れそうになったのに。私はすぐ退くから早く休んで」


「平気だと言ったろう」


「クラウド下ろして自分で歩けるから」




クラウドは私を抱き上げ抱えたまま移動した。