異次元の王子と癒しの姫君



「倒れた……」

クラウドの手が頬を撫でた。

「倒れてから2日間も眠ったままだったんだ。このまま目が覚めないかと思った」


私は2日も寝ていたんだ。


「クラウド様に言われてナナミ様をこの部屋に運び入れてからずっとクラウド様は付きっきりだったんですよ。
あんなに献身的なクラウド様は初めてです」


「セドラ、余計な事は言うな。そうだ父上や母上にも知らせないといけないな」


クラウドは立ち上がるとフラっと倒れそうになった。

「クラウド!」



「クラウド様、大丈夫ですか?だから言ったのにリマに任せてお休みくださいと」


もしかしてクラウドは寝てないの?


「二日ぐらい寝なくても平気だ」