異次元の王子と癒しの姫君


「これでいいの?」


「はい、それでおしまいです。ありがとうございますナナミ様のおかげで早く片付きました」


「二人でやって良かったでしょ?」


「はい、あっ、お腹空きましたよね。直ぐに持ちに行ってきますね」


リマさんは朝食を持ちに部屋を出て行った。


「ナナミ様、お待たせしました」


「わぁ~美味しそう。お腹空いちゃったよ。朝から動いたからかな」


「いっぱい召し上がって下さいね。お代わりならありますよ」

「いただきます」

「そういえば厨房に行ったら他の使用人達が噂話しをしていたんです。
アデル王子様の事を」

「アデル王子ってクラウドの弟だよね?」


「はい」


なんだろう……アデル王子……頭が重くなってズキンって痛みが走った。


なんか変……。
大事な何かを忘れているような……。