異次元の王子と癒しの姫君



「アデル様、そろそろ寝たふりはいいのでは?」

アデル王子は瞑っていた目を開けて体を起こした。


「なんだ、ムハトにはバレてたのか」


「しらじらしいお芝居はクラウド王子にもバレてるようでしたけど」


「話しが長引くとめんどうだし早く終わらせたかったんだよ」


「アデル様、ちょっとまずくないですか?もしかして計画がクラウド王子に気付かれたなんて事は?」


「どうかな」


「しばらくは慎重に動いた方が良いですね」


「解ってるよ。今バレたら計画がダメになるからね。
ふあぁ~、ホントに眠くなってきた」


「直ぐにおやすみになって下さい」


アデル王子は倒れるようにベッドに入り眠り始めた。