異次元の王子と癒しの姫君



「お二人にはナナミ様はディアナ様ではないとバレなかったようですね?」


「うん、大丈夫だったみたい。王様も王妃様もいい人達だね。ディアナさんの事をすごく心配していたみたい」



「ええ、二人ともいい方達です。ディアナ様が王宮に上がられてからすごく寂しい想いをしていたんです。
あれはディアナ様が王宮に上がって一月たった頃セドラ様がうちに来たんです」


「セドラさんが?」


「はい、王宮に上がったディアナ様が寂しがっているから面会に来てほしいと言われて私も会いたかったらすぐに会いに行ったんです。
今まで外からしか見てなかった王宮に初めて中に入って……すごく広くて素敵な内装で自分がその場にいるのが夢かと思いました」


その時のリマさんの気持ちわかる。
西洋のお城のような建物なんてじかに見たのは初めてでキレイなバラの庭園なんかがあったりして。
素敵なお城だよね。