異次元の王子と癒しの姫君



クラウドと部屋を出るとセドラさんが立っていた。


「無事に終わったようですね。それではナナミ様の部屋に戻りましょう」



「セドラ、先に行きリマに戻ることを知らせろ」


「クラウド様?……解りました」



セドラさんは歩いて行ってしまった。

「ナナミ戻ろう」


手を取られ繋いだまま並んで歩きだしクラウドを見上げると。


「一応仲のいい所を見せないと」


「えっ?」


「二人がこっちを見てる」


「ふたり……王様と王妃様が!?」


「ダメだ。振り向くな」


振り向こうとしてクラウドに止められた。


「心配になったんだろ」