異次元の王子と癒しの姫君



「いいえ、侵入者はその人達かもしれないんですよ。今度こそ襲われたらどうするんですか?クラウド様早くその者達を捕まえて罰を与えるべきです」


剣を突き付けた本人相手にリマさんは話しを止める気はなく話しはどんどん変な方向に……。


気になってクラウドの方を見れば視線に気付いて私を見ておかしそうにフッと笑って、またリマさんの方に視線を戻すと話しにうなずいてる。
笑ってる場合じゃないのに。



「リマさん、違うの……さっきは言いそびれたんだけど」


「そうだな、罰を与えるべきかもしれない」


相手はクラウドだと言おうとしたのに今度は当の本人にさえぎられた。


「ナナミ様はとても怖いおもいをしたんですよっ。絶対に許さないで下さい」



「そうだな許してはいけないな」


クラウドはどうするつもりなの。


「当然です。重い罰を与えるべきです」


「そうか、ならオレは重い罰を受けないといけないな」



「……はい?……どうしてクラウド様が罰を……?」