異次元の王子と癒しの姫君



「リマさんも、私の事を疑ってる?」


「え?」


「セドラさんも、みんなも私が何かを隠してるって思っているのかな……。でも本当に何も分からない。
私ウソなんて、ついてない」


「ナナミ様はクラウド様とどんなお話しをなさったんですか?」


リマさんに話しの内容を訊かれてクラウドに言われたことを話した。


「きっとクラウド様は信じたいって思っていると思います。ナナミ様を危険な目に遭わせた侵入者を早く捕まえようと必死なんですよ」


「そうかな……」


「私も同じです。早く捕まってくれないと安心できません。
大丈夫ですよ私は疑ってなんかいませんし、みんなもナナミ様がこの件に関わっているなんて思ってませんから」


「リマさん、信じてくれるんだね?」


「当然じゃないですか。クラウド様もみんなも信じてますよ。だからそんなに思いつめないで下さい」