「オレのせいだ、今日ここへ誘わなかったらケガはしなかったんだ」
「……クラウド様、兵士の話しではたいしたケガではないと言うことですしナナミ様はきっと大丈夫です」
しばらくするとナナミは兵士に背負われて戻って来た。
ナナミはだるそうにしている気になって額にさわると熱があった。
森から馬車で宮殿に戻るのには距離があるからナナミの負担になるかもしれない……。
「ナナミ帰るぞ」
ナナミの体にかかっていた毛布を退けて抱き上げた。
「えっ!?……ちょっ……」
「おい!そんなに動くと危ないだろ」
見下ろすと腕の中で動き回っていたナナミは静かになった。
ナナミを抱き上げたまま一瞬で宮殿に戻り部屋のベッドに下ろす。
まだ自分の部屋に戻る気にはならずもう少しナナミの部屋にいることにした。



