Love their

「あと、この間はごめん」


彼がバツ悪そうに目を細めて頭を下げた。



「君の熱と首の腫れが気になってね…。どうしても帰って休んで欲しかったんだ」


「うん…。正直泣きそうだったけど」



「本心じゃないよ。きっとああでも言わないと帰らないだろうなって思って」




良かった。




全部がクリアになっていくのが分かった。




もう、なにも肩肘張る必要はないよね。






貴方と一緒にいることに。