彼に病院の玄関にいる旨メールして暫くの間ベンチで時間をやり過ごした。
1人の時間は何て長いのだろう。
電話したくなる気持ちを景色を眺めることで抑えて過ごした。
仕事だろう、と無理して来てもらうのも気がひけて我慢して堪えていた。
メールの返事はなく、もしこのまま彼が来なかったらどうしよう…そんな不安に駆られる。
鳴らない携帯を何度も何度も確認しながら待っていた。
暇を持て余し、過去のメールを見返そうと画面を展開した時だった。
一台のRV車が大きな唸りを上げて玄関までのロータリーに入ってきた。
眩しいライトに目を細めると目の前に止まりライトが消された。
夜に慣れた目をチカチカさせながらドアから降りてきた人影を見つめる。
彼だ!!
彼は走ってレイの元に駆け寄ると力強く抱き締めた。
縛られる強さといつもと変わらない甘いムスクの香りに孤独で緊張していた身体の線が緩む。
「お待たせ」
「うん…」
私の居場所はここかもしれない。
錯覚ではないかと疑う余地もない位に安心感がこみあげてきた。
「電話してきていいんだよ…」
首元に彼の優しい声。
1人の時間は何て長いのだろう。
電話したくなる気持ちを景色を眺めることで抑えて過ごした。
仕事だろう、と無理して来てもらうのも気がひけて我慢して堪えていた。
メールの返事はなく、もしこのまま彼が来なかったらどうしよう…そんな不安に駆られる。
鳴らない携帯を何度も何度も確認しながら待っていた。
暇を持て余し、過去のメールを見返そうと画面を展開した時だった。
一台のRV車が大きな唸りを上げて玄関までのロータリーに入ってきた。
眩しいライトに目を細めると目の前に止まりライトが消された。
夜に慣れた目をチカチカさせながらドアから降りてきた人影を見つめる。
彼だ!!
彼は走ってレイの元に駆け寄ると力強く抱き締めた。
縛られる強さといつもと変わらない甘いムスクの香りに孤独で緊張していた身体の線が緩む。
「お待たせ」
「うん…」
私の居場所はここかもしれない。
錯覚ではないかと疑う余地もない位に安心感がこみあげてきた。
「電話してきていいんだよ…」
首元に彼の優しい声。


