「じゃあ、班長が村さん、副班長が山さん、書記が僕で、お姉ちゃんが連絡係、メグくんはギラギラ担当で決定ですね。」
班の役員を決めるだけでこんなに迷走するとは思わなかったぜ。
いつのまにか直くんに主導権を握られてるし。
直くん自由すぎだし。
「結局オレはギラギラ担当なわけ？」
「だってあとろくに役員ないんですもん。平隊員よりなにかあった方がいいじゃないですか。」
「お前の感性はよくわからんが何もしなくていいならそれでいいわ。」
ということで、メグはギラギラ担当になりました。
「なんであたしが班長なの？！」
「だって村さんしっかりしてるし、この班では村さんが適任かと。」
「そうだよさぁちゃん！まどかもあたしも適当だし、直くんは謎だし、メグはやる気ないもん。さぁちゃんに任せるのが一番安心。」
「それなら、仕方ないけど…」
「あたしもまどかも手伝うからさ！困ったことあったらちゃんと言ってね！」
「転入して早々副班長に任命されるっておかしくね？」
「じゃあオレのギラギラ担当と代わるか？」
「…それは嫌だ。」
「だろ？なら文句言うなよ。」
「よし、じゃああとは行きたいとこの候補でも上げて行きましょうかね。」
