「メグの髪ってさ、地毛なの?全然プリンにならないよね?」
「あ?あーうん…うちの父親、日本人じゃないからな」
「ハーフなの?」
「まぁそんな感じ」
「そうだったのか、あたし最初メグはハーフなんじゃないかと疑ってたんだけど、それは正しかったんだね」
「ま、ハーフだなんて言っても日本語しか話せないし、日本人と変わりねぇよ」
少し悲しそうに呟くメグの容姿は、綺麗な金髪に白い肌、高い鼻、彫りも一般的な日本人よりは深くて、ハーフと聞いたらやっぱり外国の血が入っているんだなってことがよくわかる。
あたしは外人顔が好きだから羨ましいけど、メグはそれが原因であたしが知る由もない嫌な思いも今までたくさんしてきたのかもしれない。
「うん、メグはメグだからね。ハーフだろうと純日本人だろうと、変わんないよ」
「…それはどうも」
「あたしはメグみたいな高い鼻とかいいなーって思うけどね。見てよこの低い鼻!」
「ふは 香奈子にはそのくらいがちょうどいいって」
「どういう意味よそれ?ひどくない?」
「褒めてる褒めてる。…ホント、ありがとな」
「んー?なにがありがとうよ?」
「オレさ、今までクラスですげー浮いてただろ?それって、この見た目だからだと思ってたんだわ」
ギラギラしてたもんな、メグ。
話しかけにくいオーラ漂わせながらギラギラしてた。
「でも、香奈子とかと一緒に話すようになって、別に見た目とか関係なかったんだなって思ったわけよ。オレが勝手に人から離れていってただけなんだよな」

