「真雨の言うとおりよ。
約1年も頑張ってここまで上がってきたのに、数ヶ月の新人に追いつかれてしまうわ。あなたたちは、このままでいいの?」
ーガタッ
「…いやだ…
追いつかれるなんて、追い越されるなんて…私たちのプライドが許さない‼」
英利華だった。
確かに英利華の言うとおりだよ。
私たちにだってプライドがあるもの。
いくら新人だからって…負けない‼
「ーうん。
英利華ちゃんに同感です。
あいる©の方が少し年上だけど、人気は私たちの方が上です‼追い越されるなんて、許しません‼」
「詩織もヤダ‼新人さんに抜かれるなんて絶対にイヤだもん‼」

