『………んっ』 目が覚めるともう日は暮れていた。 ベッドの上のデジタル時計に表示されてるのは21:32の数字。 『ばりええ感じに起きれた!!』 軽くシャワーを浴びて用意する。 紅い髪を乾かしてまとめる。 普段は被らないキャップを被って深く深くパーカーのフードを被る。 誰にも姿がバレないように。 『いってきます。』