急に体がふわっと浮いた。 宏くんが私たちを抱いて走っていた。 私たちは倉庫の奥の方に連れていかれた。 宏「大丈夫やから、ちょっと目ぇ閉じとけな。」 宏くんが優しく言ってくれた。 言ったとたんに宏くんはお父さんたちのとこに戻っていった。