紅い龍〜俺に一生ついてこい〜




そろそろ時間ということで、体育館に向かった。


『あっくん、もう関東に染まってるなあ。』


篤「なんで?」


『関西弁つことらんやん。』


篤「あぁ。仕事上ちゃんと切り替えなあかんからなあ。ほら、親しい奴にはちゃんと関西弁やで。」


『大変そうやなあ。』


篤「それにしても、お前ださない?可愛く作った俺の制服がださく見えるのは何故だろう……」


『わざとそうしてんねんやん!目立たんように!』


篤「いや、お前それやったら逆に目立った方が楽ちゃうか?どうせ人見知り出て無意識にガン飛ばすねんから、人寄ってこんくなるって〜」


『あ、そっか!!なら、そうする♪』



篤「お前ほんま頭ええくせにそこらへん抜けてるよな〜笑」



『うるせぇよ?』
軽くなった殺気を出した。


篤「さ、さーせん」


『よろしい』





会話を交わしていると、体育館の裏口らしきとこについた。