紅い龍〜俺に一生ついてこい〜









「……う………ろ…………紅!」




『ん?』




誰かに呼ばれて目を開ける。


目の前には眉をひそめたあっくんが居た。




篤「お前、今でもあの夢見てんのか…?」




そう言ってあっくんはあたしの目元を拭った。



気づかなかった。

涙が出てたなんて…