〜〜〜♪♪ 〜〜〜♪♪ アラームが鳴った。 頭の上に置いてるはずのケータイを目を閉じたまま手を伸ばして探す。 『…ん…どこおいたっけ…』 固いものが手に当たった。 『…あった。』 ケータイを顔の前に持っていき、薄っすらと左目を開けて眩しく光る画面を見る。 ケータイは7:51を示していた。 『……もう少し…だけ…』 気づくと意識は薄れていった。