あたしはニヤッと笑った。
そして時期幹部だというそいつを殴り飛ばした。
ドカッ
「てめぇ!今野(コンノ)さんに何しやがる!」
何かを囲んでたやつらがかかってきた。
全部ギリギリで避ける。
ん?わざとだよ?あたしを舐めないでね。
『……喧嘩がなってねぇよ?お前ら。』
今「ケホッお前らささっと片付けろ!」
ぶっ飛んだ今野が下っ端に声を荒げる。
パイプやらバットやら持って殴りかかってくる。
全部躱して蹴りやらパンチやらいれて一発KO☆
1分も経たない内に今野意外が地面に倒れた。
『なぁ、今野さん。』
今「な、なんだ!」
『蛇神の総長さんに言っといて?この俺、"紅騎"(コウキ)が潰しに行くってな。』
今野は青ざめた顔をして走って逃げてった。
「紅騎?ってあの紅騎⁈」
袋叩きにされた男が声を張り上げた。
『うるせぇよ。騒ぐな。ところで、お前はどこの族だ?』
「すいませんした!蒼龍っす!」
『蒼龍…そうか。総長に伝えとけ。下「俺らも潰すんすか?!」
下っ端はあたしの言葉に重ねて言った。
『おい、俺は自分の言葉に重ねられるのが嫌いなんだよ。全部聞いてから話せ。分かったか?』
下「すっすいません!!」
『それと、蒼龍は潰さねえよ。今は、な。俺らに歯向かうなら容赦無く潰す。ニヤ ちゃうちゃう伝えて欲しいことあったんやった!お前ら単独行動控えろ。とくに下っ端とかはな。幹部とかは知らねえ。今日のお前みたいに殺られんぞ?特にNO2やから狙われる。2の座が欲しいんだよ、下の奴らは。他の族から狙われんだから気をつけろって言っとけ。』
下「わかりました!今回は助けていただいてありがとうございます!!!!」
『おう。強くなれよ、あんなのに負けねえように。…じゃあな。』
