それからめいは、一週間学校を休んだ…


俺は

めいから

子供を下ろしたって聞かされた…

なんとも言えない

気持ちになった…

俺は家族がほしかった…

本当はずっとそう望んでた…

学校なんてどうでもよかった


めいと子供と俺の

3人で家族がほしかったんだ…

『ごめんね…桃李私は
桃李の夢叶えてあげられなかった…
桃李を傷つけたよね…ごめんね
勝手に赤ちゃん殺してしまった…』

そういって泣いた…

めいには俺の気持ちがわかっていたと思うだけで救われた気がした…

きっとめいなりに色々考えたんだろうとも思った

でも俺は心がついていかなくて…

めいに裏切られた気持ちで一杯だった…


『めい…俺ら距離おこう…』


めいは、最後まで顔をあげることなく『ごめんね…』とだけ言った

俺はないしんめいが泣きつくと思っていた…

でも、きっとめいもどうしたらいいかわからなかったんだろう…