そのときになって先生たちが集まってきた。一人の先生が呆然としている私の肩を掴み大丈夫かと言っていた。



しかし私の耳に入ることは無かった。



涙がでない。

悲しいと思う中に嬉しいというのが芽生えてきた。






こんな私は大丈夫なの?





可笑しなことに真菜美の死体はおろか、血の痕跡すら無かった...