―――それから、テスト期間を無事終えた。
「これからテスト返すぞー」
化学の時間、先生の声が教室に響く。
……ついにやってきた。
テスト………いい点数取れてたらいいな。
手応えはあったんだけど、点数そんなに高くなかったらショックだなぁ……。
………ううん、大丈夫!
一宮くんに教えてもらったんだもん!
「―――……一宮くん」
一宮くんは名前を呼ばれ、テストを取りに行く。
きっと、いい点数なんだろうなぁ。
ワークとか答え写してたけど……。
なんて考えると、自分の名前が呼ばれる。
「白雪さん」
「は、はい!」
慌ててテストを先生から受け取る。
どうしよ………なんか変な緊張感が……。
テスト用紙を強く握りしめて、点数を見ずに自分の席に着く。



