【完】キミとふたり、秘密の場所で。







「そ、そうかもしれないけど……でも私にも1つぐらいなにかできる……はず!」




今まで特技とか考えたこともなかったけど……私の特技ってなんだろうか。




「へぇ~……じゃあなにができるんですか?」




一宮くんは目を細めて私を見る。




う、うーん……なんだろう?
私にできることって……。



勉強、運動はニガテだし……。




「……あ!」




これならちょっと自信あるかも!




「なんですか?」




「私、力には自信あるよ!」




よく周りの人に「意外と力強いんだね」って言われるし!




「力?」




「そう!たぶん、一宮くん抱っこできるよ!」




一宮くんって細くて軽そうだし。
一宮くんぐらいなら持ち上げられる……はず!