「俺……桃乃ちゃんのこと相当好きだったくせに、未唯ちゃんと過ごすようになってから……実はずっとドキドキしてて……ずっとその意味を考えてたんだけど、全然わからなくて……」
「へ……っ?」
柴崎くんが私に……?
「でも今、未唯ちゃんの気持ち聞いてわかったよ」
柴崎くんは私と目を合わせて、まっすぐ見つめた。
「俺………未唯ちゃんのこと、好きみたいだ」
う、そ………。
驚きで言葉も出ない私の手を取って、柴崎くんの胸に当てた。
「ほら、未唯ちゃんといるとずっとドキドキしてるんだ」
柴崎くんの胸の鼓動が速いのがわかる。



