【完】キミとふたり、秘密の場所で。








「未唯ちゃんはさ、どんな人がタイプなの?」




「えっ!?」




突然に質問にビックリする。




「やっぱりあのバンドのボーカルの人みたいな?いや、ベース……?それとも……ドラム?」




真剣に考える柴崎くん。




私が好きなのは柴崎くんなのに……。




「優しくて……笑顔が可愛くて、一緒にいると心があったかくなる人、かな」




「へぇ……未唯ちゃん、好きな人いるの?」





ゴクン………。
私は息をのんだ。




いるよ、すぐ目の前に。
なのになんで気付かないかなぁ……。





「いるよ」





「えっ!?ほんとに!?同じ高校のヤツ!?」




興味しんしんに柴崎くんが聞いてきた。