【完】キミとふたり、秘密の場所で。








「わぁ、夕日キレイ!」




柴崎くんが夕日を見て言った。
その横顔がカッコよくてドキドキ胸が高鳴る。




「ね、未唯ちゃん」




「ん?どうしたの?」




名前を呼ばれ、返事をすると柴崎くんに腕を掴まれた。




「し、柴崎くん?」




腕から柴崎くんの手の温かさが伝わってくる。





「あの夕日に向かって走るぞーっ!」




「へっ!?ちょ、柴崎くん!?」





柴崎くんは無邪気な笑顔を私に見せてから、私の腕を引いて走り出した。





すると、あっという間に会場に着いた。




「はぁー……っはぁ……っ……疲れた……」




運動は得意な方だけど、さすがに疲れちゃった。