「私でよければ……!」
そんなの、決まってるじゃん。
好きな人の服を選べるってすごく幸せだ。
「やったーっ!じゃあ、また誘うなっ」
「う、うん!」
私は何回も首を縦に振った。
また柴崎くんと出かけられるんだ……。
幸せだ……。
柴崎くんに想いを伝えられなくても、このままでもいいかも、なんて思ってしまう。
今でもすごく幸せだから……。
それからしばらく柴崎くんと私は、ライブの時間になるまで時間を潰した。
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「そろそろ、会場に行こっか」
「そうだね」
外に出ると夕日がキレイに輝いていた。



