【完】キミとふたり、秘密の場所で。







「ん、美味しい!」



「美味しいですね」




ケーキが美味しくて、思わず笑みがこぼれる。




「白雪さん、美味しそうに食べますね」




「そうかな?だって美味しいんだもんっ!」




一宮くんと食べてるから余計に美味しく感じられるのかも。




「えへへ、美味しい~!」




「あ、白雪さん。クリームが頬についてますよ」




一宮くんが私の顔を指さす。




「え!?ウソ!どこどこ?」




「取ってあげます」




一宮くんはそう言って、私の頬にちゅっと音を立ててキスをした。




「………っ!」




「白雪さんがあまりに可愛かったので、ウソついちゃいました」





な、なにそれ……!




恥ずかしくなって私は頬を抑える。