「一宮くん、今日はメガネしてないんだ……!」




「はい、今日は白雪さんとしか会わないのでコンタクトにしました」




なんだか、慣れないからドキドキするなぁ……。




「雰囲気やっぱり違うね!一宮くんはやっぱりカッコいい!」




「白雪さんもいつもと雰囲気違いますね」




そう、私は今日結構気合いを入れて普段あんまり着ないワンピにしたんだ。
髪の毛も巻いて、少しメイクもした。




「えへへ、気付いてくれて嬉しい!」




私はクルクルと回って見せる。
すると、一宮くんが私の腕を引いてそれを止めた。




「なんでそんな短い丈のワンピース着てきたんですか。回ったら下着が見えそうなのでやめてください」




一宮くんの言葉に顔が赤くなる。




「だ、大丈夫だよ!誰も見てないし!」




「ダメです。白雪さん、そろそろ自覚したらどうなんですか?」




「え?」



じ、自覚?