【完】キミとふたり、秘密の場所で。







「よし、じゃあ桃乃の家行こうか」




「うん!」




しばらく満喫してからショッピングセンターを出た。




「桃乃の家に行くのも久々な気がする!」




「ほんとだね!私もまた未唯ちゃんの家行きたいな~」




「もちろん!いつでもどうぞ」




「やったー!じゃあいつ行こうかな~……って、あ!」




ふと、私の目にある人物が映った。




「柴崎くん!」




「お、桃乃ちゃんに合田さん!」




1人で歩いていた柴崎くんはこっちに駆け寄ってくる。




「2人とも私服だー!可愛い!」




ニコニコしながら柴崎くんが言った。