「今日ね、久々に桃乃と休日に会えるからはやく来ちゃったんだよね~」




「私も!早歩きで来たのにもう未唯ちゃんいたからビックリしちゃった!」




「相思相愛ってヤツ?」




「そうだね!!!」




未唯ちゃんほど、信用出来て気の合う友達はいない!
未唯ちゃんは最高の親友だ。




しばらく歩くと、目的地のショッピングセンターに着いた。




「で、桃乃。プレゼントなににするか大体決めた?」




「………っあ!!!わ、忘れてた………」




すっかり忘れてた。




「はぁ……。そうだろうと思った。桃乃あるあるだよね」




「う……どうしよう……」




「一宮がよく使いそうな物とかなにかないの?」




「うーん………」




私は頭に一宮くんを思いうかべる。