【完】キミとふたり、秘密の場所で。







「「「ごちそうさま~!」」」




お弁当を食べ終え、片付ける。




「今日、2人ともお弁当食べるのはやいね?いつも俺が1番なのに」




「だって柴崎くんが持ってきたお菓子楽しみなんだもん!」




「柴崎くんのオススメお菓子って期待できそうだしね」




私と未唯ちゃんがそう言うと柴崎くんは少し照れた様子で、髪の毛をくしゃっと触った。




「照れるな~……でも嬉しい!」




「ほらほら、はやく今日持ってきたやつ見せてよ」




未唯ちゃんが柴崎くんを急かす。
柴崎くんがカバンをごそごそあさる。




「えっと、俺が今日持ってきたお菓子は………これ!」




そして取り出したものを見た私は固まった。




「え……」




「このキャンディ、すっごく美味しいんだ!」




それは、一宮くんが好きだと言っていたイチゴミルクのキャンディだった。