【完】キミとふたり、秘密の場所で。








「いっただっきま~す!!!」




スプーンでアイスをすくって、口に運ぶ。




「っ!美味しい!!!」




どうしよう、めちゃくちゃ美味しい!!




「ほんとだ!すっごく美味しい!」




未唯ちゃんも嬉しそうに笑う。




「想像してたよりもすっごく美味しい!」




予想以上の味に声をあげる。




「こんなに美味しいのに期間限定とか残念だよね~」




「うんうん!これはずっとメニューにおいといてほしい!」




未唯ちゃんとそんなことを話しながらパクパク食べる。




「………あ、そういえば!未唯ちゃん、なにか相談あるって言ってたけど……」




「あぁ、うん。それなんだけど……さ」




未唯ちゃんはなぜか少し気まずそうに私を見る。