【完】キミとふたり、秘密の場所で。






「いただきまっす!!!」




慌ててお弁当を開いて食べ始める。




「ちょ、桃乃?なに急いでるの?昼休みはさっき始まったばかりだから急ぐことないよ?」




未唯ちゃんは私を見て唖然とする。




「いや、はやくお弁当食べて行かなきゃいけないところがあってさ!」




「そ、そうなんだ?でも早食いはよくないよ」




「大丈夫!よく噛んでるからっ」





もう、私ってばなに寝てるの………ほんとバカだ。




とにかく、はやく一宮くんと話したい……っ!




「あれ、桃乃ちゃん?どうしたの?そんなに慌てて」




いつものように私と未唯ちゃんのところへやってきた柴崎くんが私の早食いっぷりにビックリしている。




「なんか行かなきゃいけないところがあるんだってさ」




未唯ちゃんが代わりに答えてくれる。




そうなんです、私急いでるんです!!!