【完】キミとふたり、秘密の場所で。








「えっ、あ………」




なんて言ったらいいんだろう……!




「だって俺、友達だとしても桃乃ちゃんが好きって気持ちは変わらないから……っ」




「柴崎くん………」




「………なんて、困らせちゃうよね!ごめん!さ、はやく行こう!」




柴崎くんは手を1回パンっと叩いて、切り替えた。




そして私の手を引いてどんどん歩いていく。




「ちょ、柴崎くん……っ!」




「はやく食べたいな~!パフェ!」




柴崎くんも意外と強引?
またそれも少し子どもっぽくて可愛いなんて思ってしまう。




「あっ!見えてきたよカフェ!」




「わぁ………」




オープンしたばっかりっていうのもあって、すごくキレイだ。