「ご、ごめん」
「今日は白雪さんを褒めてあげようと思ってるんですから、早く来てくださいよ」
「だ、だって」
「言い訳はいいですから」
だって、一宮くんからのご褒美なんてロクなご褒美じゃなさそうだもん!!!
「さてと、ご褒美タイムに入りましょうか」
「えっ」
は、はやい……!
いきなり過ぎやしませんか!!!
「なんですか?まさか、文句でもあるんですか?」
「な、ないです………」
あるなんて言えるワケないでしょーがっ!
本当は文句ありまくりだけど!
「ですよね。ご褒美いらないなんて言ったら階段から突き落としますからね」
「は、はい………」
こ、怖すぎるよ一宮くん………。