【完】キミとふたり、秘密の場所で。








「そういえば桃乃、テストどうだった?」




未唯ちゃんが卵焼きを口に運びながら言った。




「それがね!化学と数学の点数が上がったの!!!」



「えー?あんなにニガテだったのに?」




「うん!」




私は未唯ちゃんに点数を発表する。




「83点と78点!?どうしたの!?桃乃!変なものでも食べたんじゃ………」




「へへ~私だってやればできるんだよっ」




少し自慢げに笑顔を向ける。




「いつも赤点ギリギリの桃乃が……も、もしかして……カンニング……?」




未唯ちゃんの言葉にお茶を吹き出しそうになった。




「し、してないよっ!一宮くんに毎日放課後、勉強教えてもらったからだよ」




「へぇ~また一宮かぁ~……すごく仲いいんだね~?」




「う………っ。そ、そういうワケではない、よ?普通だよ、普通!!!頭いいから教えてもらっただけだよっ!」




ニヤニヤしている未唯ちゃんに慌てて言う。